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ネガティブになるように育てられてきた

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親のせいみたいな言い方ですが、私はネガティブになるべくしてなったと思っている。

私の両親は、基本的に私を褒めない。私が大変だ、辛いと言っても「もっと苦労してる人がいる」と、上には上がいるよと言われる。そう言われると「これくらいのことで、大変と思ってはいけないんだ」となる。

 

育児をしていてもそうだった。まだ娘が生まれたての頃、泣いては起きの繰り返しで、私は眠くて眠くてとにかく寝たかった。ボソッと「ゆっくり寝たいな」とつぶやいたら、「赤ちゃんを育ててるんだから、それはできなくて当たり前」と言われた。そんなの私もわかっている。願望を言うことも許されないのか…と深く落ち込んだのを覚えている。

 

娘が寝たので食事を取ろうとした時もそうだ。食べ始めようと思ったら、娘が泣き出して、私の食事は中断した。すると「ご飯をゆっくりなんて食べられるわけない。世の中のお母さんはみんなそうだ」と言われた。なぜ比べるのだろう。世の中のお母さんだって、旦那さんや家族に子供を見てもらって、ゆっくりご飯食べてる人もいるはず。絶対食べられないなんてことないと思う。それに、ただ中断して、席を離れただけなのに、なんでそんなこと言われなければならないのだろう。愚痴をこぼしたわけでも無いのに。

 

離乳食を始めた時もそうだった。なかなか進まなくて悩みながらも、娘に食事をさせていた。すると「マニュアル通りにやろうとするからだ」と叱られた。はじめてのことなのだから、参考にしながらやって何が悪いんだろう。

それからしばらくして、私が子供の時は、うちの親はどのように離乳食を与えていたか聞いてみた。そしたら「今はネットでも本でも調べられる時代だ。わからなければ調べろ」と怒られた。わからなくて調べていたら怒られて、参考までに聞いたら調べろと怒られて…何をしても気にくわないらしい。親の思い通りに動かないと、ダメなんだって思った。

 

子育て以外にも、成長するなかで、自分を認めてもらえず、悲しいことが多かった。

「やりたいことをやりなさい」と言われていても「あれはダメ、これはダメ」と親の言うことに従わなくてはいけなかった。ダメと言われても、めげずにやれるくらいのことじゃないと認めてくれなかった。それもわかるが、そんなの根性論だ。

何かを頑張っても「もっとこうできた、あれは良くない」と悪い面ばかり言われる。やる気を削がれるだけだった。

 

私には反抗期がなかった。反抗する前に、気持ちが折れていた。言っても無駄、機嫌損ねるほうがめんどくさい、と思っていた。いや、そこまで達してない。何に反抗していいかわからなかった。

今ならわかる、自分が自分でない感じで生きていた。まるで人の人生を生きてるような、私であって私でない感じ。だから怒るまでもない、私のことでなく他人のことなのだから…と。

 

どこかで「私はかわいそう」って思ってる。悲劇のヒロインぶってんじゃねーよって思われるかもしれないが…慰めて欲しいとかでなく「私は誰?」って感じ。自分のことがわからなすぎて、自分はかわいそうだと思う。好きなことも嫌いなこともわからない。何していいかもわからない。どんな生き方していいかわからない。わからないなりに「離婚しよう」と思えたんだから、それは進歩だと思う。ここにきてやっと、自分のしたいことができている。今までの人生は人の人生。これからは自分の生きたいように生きる人生。

 

 

離婚が成立したら「さっさと別れて、誰か良い人と再婚すれば良いと思ってた」と言われた。なんだ…私の結婚を喜んでくれていなかったんだ…私がこんな言い方をしている時点で、私自身、結婚は親のためにしたんだなって気づいた。

昔から「早く結婚しなさい」「早く子供を産め」と言われ続けてきた。離婚をして、やっとそれから離れられて、自分の人生を生きられるというのに、離婚早々の娘に「再婚」だなんて、まだ縛るのか…

 

今の私は、子供のために生きたい。依存するということではなく、子供を成長させるために頑張りたい。そう親に話したら「そんな人生悲しい。ただ働くだけなんて」と言われた。私はそれを望んでいるのに。何が悲しいのだろう。また親のいいなりになり、どうでもいい相手と結婚するほうが不幸だ。

「年老いた時にひとりでいたらわかる」とも言われた。きっと周りを見て、ひとりぼっちの自分が悲しくなるから、虚しくなるから…そんな理由だろう。私は他人と暮らすほうがよっぽどストレスだ。結婚不適合者と言われても構わない。実際離婚してるから、そうなんだと思う。離婚してるみんながみんなそうだという意味ではなく「私は」である。

 

やっと独身でいてもいいのに。(今は子供もいるけど)やっと私の思うように生きられるのに。もう縛らないでほしい。私は私の思うままに生きたい。